祈願新年!正月といえば親戚や友人が自宅へ集まったりしますよね?振る舞い酒ってほどではありませんが、白昼堂々酒が飲めるってのも正月の魅力でしょう。主役はやっぱり日本酒?いやいや、やっぱり焼酎でグイッと酔っ払いたいってのもありますよね?
となるとやっぱり、「ここぞの焼酎!」を持っておきたいものです。いい焼酎があるんだよ、なんて。良い酒があれば友との話も盛り上がる!昔話に花を咲かせるなら、焼酎をチビチビやりながらと相場が決まってますから。
でも珍しい焼酎って急には手に入りませんよね?今ならまだ間に合います!備えあれば憂いなしではありませんが、早めの準備が重要ですので、このページでは正月までに注文しておきたい、おすすめの焼酎を厳選して5種類、ランキング形式でご紹介!
折角のお正月、親戚や友人が集まることもあるでしょうから飲み比べセットでの購入もおすすめですが、今回は「銘柄」を限定させていただきますので、ご了承ください。
新年1発目の乾杯、せっかく飲むなら珍しい焼酎が良いだろうと3Mを中心にランキングを作ってしまいましたが、これではただのプレミア焼酎ランキングです。しかもプレ値がついてるので、購入するのもちょっと根性がいると思います。
と言うわけで、1位までランキングした後、手頃の値段で手に入るけど「お!珍しい良い焼酎があるんだね!」なんて言われる、個人的に僕がおすすめな焼酎も厳選して紹介しますので、気になる方はそちらも合わせてご覧ください。
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皇太子愛飲のお酒で有名な百年の孤独。ウイスキーになれなかった孤独な焼酎、なんて呼ばれていたりもします。日本の伝統的製法で作られた麦焼酎を、ウイスキーと同じホワイトオークの樽で熟成させると言う製法で作られた焼酎の異端児です。
一般的な焼酎と比べて、インパクトのある味なので、おせち料理をアテに日本酒や焼酎でほろ酔いかつ、お腹が満たされたあたりで、百年の孤独をおもむろに取り出し、御託を並べながらチビチビやりたいですね。
レア度、味わい共に優秀ですが、正月の酒か?と言われると、多少他の銘柄に劣るような気も。百年の孤独って名前もなんか縁起の良い名前とは感じにくいですしね。
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あくまで個人的な感想である。白玉醸造さん並びに、魔王を愛してやまない焼酎フリーク、バカ舌な僕を許してほしい。と、前置きしたところで、単刀直入に言う。「3Mと呼ばれる中で飲んでみて、おお!って思わなかったのは魔王」であると。ドライ感が強すぎるからだろうか?
しかし、世間的には名実ともにプレミア焼酎だ。なんなら3Mの中でも飛び抜けた知名度を誇るはず。って言うかその知名度が災いして「普通の味」に感じてしまったのだろうか。天邪鬼なこの舌を呪いたい。だが、正月のテーブルに置いておきたい焼酎である事は間違いない。ある種ステータスシンボルなのだ。
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プレミア焼酎の元祖とも言える伊佐美。正月のテーブル脇に、この焼酎が置いてあるだけで、なんだか「おお!今年の正月は一味違うぜ!」ってなりますよね。芋焼酎が一般的ではなかった頃、全国に最も早く名前が知られたのがこの焼酎だと言われています。
プレミア焼酎と言うと、焼酎の中でも洗練された焼酎と言うイメージがあるかもしれませんが、伊佐美は芋焼酎の王道と言って過言ではない味。鹿児島県産の黄金千貫を使用し、黒麹仕込みの骨太な味わいで、お湯割りにした時の香り立ちたるや、THE potato SHOCHU!って感じです。
意外と手に入りやすいので、3位にしておきます。
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鹿児島県薩摩川内市、創業明治35年の村尾酒造。焼酎造りの天才と言われる村尾寿彦氏が、原料の調達から製造までを一人で行うため、自ずと生産数が少なくなって希少価値が高まっている。西郷隆盛が愛した焼酎としても知られていますね。
3位にランクインした伊佐美と比べて、村尾はかなり洗練された味。と言っても、このての味わいってのは個人差があるため、僕自身の舌がそう感じたと言うだけであるが。香ばしさを纏った芋の風味は強烈に感じるのだが、飲み口が優しく甘さを感じるため、癖が少なく美味しい。
正月の酒のつまみといえばおせち料理だ。あの手のつまみと合うだろうなと言う想像で(実際に正月に飲んだ事は無い)、2位にしてみました。
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プレミア焼酎の中のプレミア焼酎。新しい1年のスタート、せっかくならば最高の酒で乾杯したい。なんて。そんな人が是非とも手に入れるべきなのが森伊蔵だと思います。
福井県産のコシヒカリと低農薬で育てられた黄金千貫、そして垂水の名水を使用しかめ壺で熟成。3Mの中でも、森伊蔵だけは別格!なんて人も多い焼酎です。かと言って、個性強すぎな味ってわけでもない優秀さが魅力だと思います。
スイートポテトを思わせる風味、旨味と香ばしさが後から追いかけてきて、その余韻も長く続く。芋焼酎なのに華やかさがある、王者の品格です。さあ!手に入らなくなるまでに入手しよう!
ランキングはいかがでした?ある程度焼酎に詳しい方なら「ま、そうなるよね」ってランキングだったかと思います。しかもどの焼酎もプレミア価格になってしまっていて、手が出ない人も多いですよね。
ここからは、一般的なレア度やプレミア度とは無関係に、「僕が正月に焼酎を持って誰かの家に挨拶にいくならコレだな!」と言う3銘柄をご紹介。こうやって紹介すると、入手困難になったりしそうなのが不安。
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日本酒蔵の名門「八海山」の焼酎。日本酒の製造過程で発生する清酒粕が原料のこの焼酎。日本酒蔵だからこそできる原料の新鮮さがウリですね。減圧蒸留する事で生まれる本格粕取り焼酎です。
3年以上の貯蔵により、しっかりと熟成されたまろやかさ、そして日本酒特有の風味を備えた、大変優秀な味わいの逸品。また、銘柄の名前も良い。宜有千萬(よろしく千萬あるべし)とは、限りなく多くの福が得られるようにという意味。まさに正月にうってつけだと思います。
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正月に飲みたい日本酒といえば、今をときめくプレミアム日本酒「獺祭」だと思います。しかし、獺祭ももう流行りすぎてしまって、ちょっと食傷気味ではありませんか?どこの過程も正月はとりあえず獺祭、近所の居酒屋も獺祭あります獺祭ありますって、もう獺祭の無い居酒屋の方が少ないのでは?
そこでコレですよ。獺祭の焼酎。どうです?グッときませんか?
清酒獺祭の酒粕をそのまま蒸留している貴重なこの焼酎。獺祭のもつ香りを焼酎に閉じ込めた逸品です。まだ、そこまで知られていないので今がチャンスかも?
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日本酒好きも唸るこの逸品。日本酒にそこまで詳しく無い人だと、レア日本酒といえば獺祭と言うイメージかもしれませんが、本当に幻となっているレア日本酒といえば十四代ですよね。そんな十四代からも出てます、焼酎。
僕が正月におすすめする焼酎は、あえて日本酒蔵が出している焼酎に絞らせていただきました。なぜなら「日本酒も買えばより楽しい」と思ったからです。幻の日本酒である十四代と、その焼酎が飲み比べられたら、もう今年で人生終わってもいいわ!って思うほどの幸せでは?