学生時代を鹿児島で過ごし、大学で国外に行き、就職は東京という職務経歴を持つ僕ですが、鹿児島の心は常に持っています。
東京に出てきてからは、え、これって方言だったんだ!とか、あれって鹿児島だけの慣習だったんだ!とか色々と発見することもあります。
鹿児島ってすごく良いところで面白いところなんですよ。
東京で鹿児島人が集まる飲み会とかがあると東京の人が知らない「あるある〜」って話をするのが楽しいんですよね。
ってことで鹿児島人はわかるけど、鹿児島県外から来た人が思わず驚く鹿児島あるあるをご紹介します。
早速ですがジャンル別に鹿児島あるあるを羅列してみました(笑)
多分鹿児島県人以外は驚くあるあるばかりだと思います。鹿児島人は頷いていてください。
まずは鹿児島のシンボルでもある桜島に関する鹿児島あるあるです。
東京にいると「桜島噴火したらしいけど鹿児島大丈夫!?」みたいな心配をしてくれる友人がありがたいことに周りにたくさんいます。
ただすいません、僕の返事は「あ、多分普通に大丈夫っすよ」の一点張りだと思います。
桜島が噴火するのは日常茶飯事なので全く心配していません。
桜島が噴火した時に鹿児島人が心配すること、それは・・・
鹿児島の天気予報には、天気、最高気温と最低気温、湿度、などの一般的な項目の後に桜島上空の風向きというのものがあります。
桜島上空の風向きによって大量の火山灰が降って来るか降って来ないかを判断することができるという訳です。
>>実際の降灰予報はこちら
この時鹿児島人の間では、薩摩半島VS大隅半島が勃発します。
桜島上空の風向きが大島半島方面だったら薩摩半島グループは歓喜に包まれ、大隅半島グループは泣く泣く洗濯物を取り込み始めます。その逆も然り。
慣れたものとはいっても火山灰が来るとすごい厄介なんですよね、掃除がクッソめんどくさいんです。
まず学生の時に必ず経験するのが学校の机が基本ザラザラという意味の分からない状況。
これに関してはいまだに僕も原理が分かっていないのですが、昨日机拭いて帰ったのになぜか朝またザラザラしてるんですよね。
火山灰は小さいから窓の隙間から入ってるみたいなことを言う人もいますけど、本当に?って感じ。
あぁ掃除めんどくさいの思い出してしまった。
火山灰が降るってことは掃除だってもちろん大変です。
火山灰は燃えるゴミ?燃えないゴミ?いえいえ火山灰は火山灰専用の袋にまとめます。
そして火山灰置場にまとめて置いておきます。
何気なく過ごして来て何気なく置いてましたけど、これって鹿児島人以外はなかなか経験できないですもんね。
鹿児島人からしたら迷惑だけど県外の人からしたらなかなか経験することのない火山灰。
鹿児島に帰省して東京行きの飛行機を待つ鹿児島空港で時間を潰していた時、すごいものを発見しました。
火山灰をどうにか有効活用できないかと考えたのでしょう。
鹿児島空港、桜島の灰の缶詰「ハイ(灰)!どうぞ!」を販売 http://t.co/IGIlcDYcBo pic.twitter.com/gmYVpPx7oy
— FlyTeam ニュース (@FlyTeamNews) 2015年5月12日
火山灰の缶詰を販売しちゃいました。108円です←
高校球児が甲子園の砂を持って帰るみたいな感覚でお土産にどうですか?
鹿児島人って面白いでしょ?笑
次に食の宝庫でもある鹿児島の飲食系あるあるです。
鹿児島といえば芋焼酎!
東京でも芋焼酎を飲む人がたくさんいるので嬉しいのですが、一番有名な芋焼酎のブランドって「黒霧島」なのではないでしょうか?
黒霧島を作っている酒造は霧島酒造という宮崎県の株式会社。
おい、おいおいおいおい。霧島って・・・
鹿児島の地名だろうがぁ!!
みんな大好きラーメン。
博多ラーメンや熊本ラーメンがあるように鹿児島ラーメンだってあります。
ベースは豚骨ですが一緒に鶏ガラも使用するお店が多く、意外とあっさりした味なのが特徴でもある鹿児島のラーメン 。
ただラーメンが鹿児島あるあるなのではなくて、鹿児島のラーメン屋にはある特徴が。
実は、お店に行くと注文してラーメンが来るまでの間に必ず漬物が出てくるんです!
お店によってバラバラではありますが、大根の漬物が多い気がします。
お酒のアテにもなるので結構いいシステムだとは思ってるんですけどね。
お腹すいてるときに食べ過ぎてラーメン食べる前にお腹いっぱいになってしまうことも・・・(笑)
今となっては全国のコンビニでも販売されるようになった白くまのアイス。
そもそも白くまが鹿児島発祥の氷菓子であることすら知らなかった人も多いのではないでしょうか。
鹿児島人は白くまといったら大きなかき氷を想像します。
僕は正直一人で食べ終わったことはありません。それくらいデカイです。
中でも、「むじゃき」というお店はおすすめです。鹿児島に来た際はぜひ←
>>HPはこちら。シロクマの写真もたくさんあります。
ここからは、鹿児島人に聞けば絶対に同じ返答が返って来るだろうと言うあるあるを何個かご紹介します。
思春期の頃は告白するとかしないとか恋愛系の話題が持ちきりになると思いますが、それは鹿児島も一緒。
ただ、鹿児島人に告白される!って思った瞬間は気をつけてください。
「好きです・・・」のあと急に、
「かすたどん!」
って言いますから。
なんのこっちゃわからないと思うので動画を見たまえ。
あ、お気づきになりました?
お面を取った後の女の子は、若い時の浜崎あゆみさんなんですよ!これもまた鹿児島では有名な話です。
もし鹿児島県出身の友人が近くにいたら「将来何になりたいの〜?」って聞いてみてください。
その人が鹿児島の心を忘れていなければ必ず同じ答えが返って来るはずです。
あ、聞く前に質問のイントネーションをしっかり覚えてくださいね。ほら、下に動画を貼っておきますから!
本当にこれもまぁ昔からあるCMですけどずっとやってほしいですね。鹿児島公務員専修学校には続けてもらいたいものです。
ってか鹿児島県の公務員偉いみたいな風潮は僕大嫌いなんですけどね。この話はまた今度にしますか。
よくこんな会話があります。
「九州で順位つけるとしたら鹿児島は何位?」
九州といえば一番大きな都市はやっぱり福岡県ですよね。
もうそこに関しては何も言うことはありませんよ。福岡県が一番です。
さて、問題は次なんですよ。九州で2番目に栄えている県は・・・鹿児島県でしょう!!
えっと・・・昔はそう答えてました。
しかし人は勉強していくもので、熊本が利便性なども考えて2位なのでしょう。
熊本が政令指定都市になったのには軽く嫉妬しかありません。
熊本県がやっぱり2位なのか。っく・・・んだもしたん。。。
さ、3位は譲らないんだからね!
最後に、東京人からしたら「えっ!?」ってなる鹿児島あるあるをご紹介。
鹿児島は南国という印象が早歩きしてしまっているのか知りませんが冬は暖かいと言うイメージがあるようです。
実際鹿児島の冬はめちゃくちゃ普通に寒いです。
僕個人の感覚としては東京都とさほど変わりません(笑)
いや、確かに東京よりは基本的に気温が高いってのはありますけど、寒いか暖かいかで言ったらそりゃ寒いですよ。
でも雪はなかなか降らないですね。
以前帰省した時にたまたま5センチくらい積もったのですが、その時でさえ50年ぶりの大豪雪!ってなってましたからね。会社も休みになってました(笑)
鹿児島といえばえげつない訛りや方言ですが、東京というか県外のみんなに言いたいことが1つあります。
西郷隆盛に引っ張られすぎや!
鹿児島弁=西郷隆盛じゃないから!(笑)
だから生まれてこのかた「おいどん」「ごわす」とか聞いたことねぇから!(笑)
そしてなんだよこのCM。
おはようごわす!
じゃないんだよ!!
柏木由紀も初めて言ったはずだぞ!(笑)
薩摩時間と言う言葉を初めて聞きましたって人も多いと思いますが、これ簡単に言うと、ルーズな時間感覚・約束の時間に大幅に遅れて来ること。
いわゆる沖縄のうちな〜タイムとか博多時間とかと同じです(厳密には博多時間は違いますが)。
プライベートな時間は時間が過ぎるままにのんびりと過ごすと言う概念です(笑)
って言うのを意識して育ってきたわけじゃないですが、気づいたらそうなってるんですよね。
大げさにいえば集合時間=家を出る時間ってくらいで考えています(僕だけか?)。
実際に飲み会の集合時間にみんなが揃ってるなんてことは滅多にないですけどね。
最近は東京も長くなってきたので(←)時間に間に合わそうっていう気持ちが出てきました。
って話をすると、鹿児島人っていい加減だな!って思うかもしれませんがあくまで全てプライベートのお話です。
お仕事に遅刻するなんてことはないですよ。
え?僕ですか?
その話はまた今度しますね。