社長にこう言われました「勇太ってT字で髭剃ってんの?めんどくない?」。ぐぬぬ、確かに。でも不便さなんて感じてませんよ、むしろランニングコストも安くてすむ(ような気がしている)し、電動シェーバーよりもT字の方が深ぞりできるし良いじゃん!って思ってます。
ふ、社長。そっちがその気ならやってやりますよ。
今回は、社長の使っている電動シェーバーと、僕が使っている使い捨てのT字髭剃り。1年半(18ヵ月間)使用したとしてどちらがランニングコスト的にお得なのか!徹底的に比較したいと思います!
株式会社PLANの男性社員たちは髭が濃い。そして第一印象を大切にしている(本音は女子にモテたくて仕方がない)ため、髪の毛のセットや髭の手入れに余念がない。
特に株式会社PLANの広報部にいる人たちは、ニコ生などで配信をしたり、記事に顔写真を乗せることも多いため、ヘアワックスや髭剃りがいたるところに置いてある。
ある時、社内である論争が勃発した。社長率いる「電動シェーバー勢」と勇太率いる「T字髭剃り勢」の正面戦争である。どちらも、自分の髭剃り論こそが正義!と譲らない・・・その戦いの原因を見ていこう。
面倒だとか、綺麗に剃れる剃れないとか、そういったのは個人的な主観に基づきすぎてて、正直この戦争を決着するための具体的な結論はでなさそうである。要するに「それ、個人の感想でしょ?」ってやつだ。
よし、いいだろう。そこまで言うのなら「コスパ」で対決してやろうじゃないか。
せっかく髭剃りのコストについて調べるので今回は、刃の部分だけ交換するタイプのT字髭剃りのコストについても言及していくが、あくまで今回の戦争は以下の2派閥によって引き起こされたものであることを覚えて置いていただきたい。
さあ、髭剃りのコストについて見ていこうではないか。
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公正を期すため、普段社長が使っている電動シェーバー「ブラウン シリーズ9 9295cc」で判断しよう。
このモデルはメーカー的に1年半で刃の交換が推奨されているので、コスト比較も1年半(18ヵ月間)で行うことにします。ちなみに替刃の金額は7,476円です。
また、洗浄用のアルコールカートリッジはメーカー的に2ヵ月で交換とされています。もっとも安く手に入るのが6個入りの2,718円ですので、1個453円として計算します。
ちなみに、充電にかかる電気代ですが、だいたい電動髭剃りってのはどのモデルであろうと、7W程度で1時間充電すれば50分程度連続使用できます。5日で1回充電したとして、月の電気代は2円行きませんから、今回は面倒なので電気代は無視します。(厳密には、使い捨てタイプ髭剃り勢が負けそうになったら加算します)
では計算してみましょう。
ってことは、合計37,348円ってことです。
一応ですが、本体価格を入れないランニングコストだけの計算もしておきましょう。
本体を買ったとして、ランニングコストは18ヵ月で11,553円と言うことになります。
さてさて、お次はT字髭剃りのコスト計算です。電動シェーバーよりも髭剃りと言う行為自体は多少面倒かもしれませんが、電動よりもしっかり深ぞりできるのが魅力です。
このタイプの髭剃りには大きく分けて2つのものがあります。
個人的には、使い捨てタイプの髭剃りを頻繁に交換して使う方が切れ味がキープできるしコスパも優秀だし刃を交換する面倒くささもなくて最高!って思っておりますが、せっかくのコスパ比較なので交換式の髭剃りも計算しましょう。
まずは、普段勇太が使っている使い捨てタイプの髭剃りから!
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公正を期すため、普段勇太が使っている使い捨て髭剃り「シック プロテクターディスポ」で判断しよう。
アマゾンでは10本入り650円での販売。メーカー的には2週間で交換とされています。1年間で約26回交換することになりますから、1年半だと39本の使い捨て髭剃りが必要ってことになります。
使い捨てタイプの髭剃りが1本65円ですから、2,535円かかると言う計算です。
電動シェーバーの年間のカートリッジ代にも満たない金額ですね。コスパだと圧倒的すぎて勝負になりません。
敗北が知りたい。
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刃を交換するタイプは今回の戦争には関係ありません。参考までに計算するだけなので、アマゾンのベストセラーでやってみましょう。
記事執筆時点でベストセラーになっていたのは、シックのハイドロ5(2,438円)、しかも本体とは別に17個の替刃が付いているパッケージの髭剃りです。メーカー的には2週間ごとに替刃を交換することを推奨しています。
ちなみに替刃の最安値は12個入りで2,995円でした。1個250円として計算したいと思います。
ってことは合計で7,938円ってことになります。
おや?ちょっと待てよ?
12個入りの替刃が2,995円で、17個の替刃が入ったスターターパックが2,438円?だとしたら、替刃を買うよりもスターターパックを買った方が良いのでは?
替刃の代わりにスターターパックを最安値として計算し直しましょう。本体とは別に17個の替刃が入ったスターターぱっくが2,438円ってことは、替刃1つあたり約144円ってことになります。
おお、かなりお得になりましたね。合計で5,593円です。
いやはや、危ないところでした。皆さんもお買い物するときはちゃんと計算しましょうね。
結論としては
異常なほど使い捨て髭剃りが安い
ってことでしょうか。
でもですね、どうせうちの社長のことですから、あの電動シェーバーの刃なんて一度も買えてないと思いますし、アルコール洗浄カートリッジも一度も交換してないような気がします。それだと本体価格だけですからね、まあそれでも使い捨て髭剃り10年分の金額な訳ですが・・・。
結局のところ、こうなってくると結論はこうなります。
朝、目が覚めて髭を剃るとき。会社で急に髭が剃りたくなったとき。営業先に訪問する直前に髭を剃りたい。キャバクラに入る直前に髭を剃りたい。彼女とホテルに入ってお風呂から出てくる前に髭を剃っておきたい。
そんな時にT字の髭剃りってのは役立たずなんですよ。いくら安くてもですね、おもむろにカバンからT字髭剃りを取り出して、スーツ姿のままシェービングフォームを顔に塗って剃り始めるわけにいかないんです。
この手軽さに約25,000円を出す価値があるのか!?
ってところなんだと思います。
僕なんかは、髭は伸びて邪魔になったら剃るってくらいですから、電動シェーバーに魅力を感じないわけですが、社長のように表に出る仕事してたりお客さんに会うことの多い人は、やはり身だしなみってのは重要ですから電動シェーバーはとても魅力的なツールと言えます。
こんな戦争、最初から不毛だったのです。
かたや、目が覚めたら顔も洗わずに出社してパソコンの前でひたすらカチャカチャやってたまに鼻くそホジッたりしている僕のような仕事をしている人と、会社の外に出てお客さんにあったりしている社長と、髭の剃り方について争うなんて・・・。
そう、電動シェーバーも、T字髭剃りも、求める人がいるから今尚販売されているのです。どちらかが圧倒的に優れているのなら、劣っている商品は淘汰されているはずなのです。
あなたは、どっち派ですか?