世の中にはタブーというものがある。それは、皆が知っていても侵すことのできない領域、また口に出すことすら憚られるような事である。
このようなタブーというのは、僕たちの身の回りにもある。このタブーと言うのがあるせいで、僕たちは自分たちで決めてしまった自由という名前の檻の中から出られないのではないだろうか!?今回は逮捕されるのを覚悟で、身の回りに潜むタブーに果敢に挑んでいきたいと思う。
この記事を執筆しているのは2017年11月17日、まだ僕の髪の毛が虹色だった頃だ。みんながこの記事を読めているということは、なんとかレジスタンスの連中が検閲の目を誤魔化してリリースさせたのだろう。僕はもう、みんなと同じ空気の吸えない場所にいるかもしれない。
ただ、覚えておいてほしい。この腐りきった日本という国のタブーに果敢に挑んだ、一人のモヒカンがいたということを。無秩序は、秩序の母なのだと!
さあ、準備は整った。いざ行こうではないか。
法律を遵守し、守らなければならないルールはちゃんと守ってきた僕。ついに反社会的な行為を行ってしまったが、これもこの腐りきった世界を変えるため!
初めて午前中に飲んだ午後この紅茶の味、きっと一生忘れないだろう。
これが自由なのか。自由というのは、こんな味がするのかと、思わず涙してしまった。僕は先に行くが、いつかみんなも自由な時間に午後の紅茶が飲める日が来ると思う。ただ伝えたいのは、午前中の午後の紅茶はとても甘美な味だったと言うことである。
午後の紅茶を午前中に飲んだことで、僕のリミッターは完全に外れてしまった。もう何も怖くない、俗に言うゲートウェイドラッグ的なものだろう。さあ、どんどんこの世のタブーに挑んでいくぜ!
さっきが午前中なら、今度は夜だ。朝バナナを夜に食べる、想像するだけで鳥肌が立つが、仕方ない。より良い世界にするには誰かが犠牲にならねばならぬのだ。
朝食がわりにぴったり!と言う目的で作られたこの商品、とてもじゃないが夜食べるには適していない。しかし僕はいく!
僕の口から胃袋にかけて「自由の味」がなだれ込んで来る。腐った大人たちの都合に抑圧され、鬱屈した感情が解き放たれる。夜に朝バナナを飲んだら、なんだかいつもより星が綺麗に見えた。
お次はこれ、ブラックコーヒーに砂糖を入れると言う行為。人によっては目を背けたくなるような反社会的行為に映るかもしれない。また、常識人からすると、とんでもない愚行に思うだろう。
しかし、「自由」と言う言葉に縛られた今の世の中に本当の自由は無いのだ!人には、ブラックコーヒーに砂糖を入れて飲む自由があるんだと主張したいのだ!だったら加糖を買えば良い?そうやって自分自身につけられた足枷を自慢するな!人類はもっともっと自由であるべきなのだ!
ファッションはアートである。たとえそれが「肌着」であろうと、それをアウターとして着てしまってもいいのだ。商品に書かれた「肌着」と言う言葉に惑わされてはいけない!
流石にこの写真、うちの社長は「勇太、これはモザイクが必要なんじゃ無いか?」と心配していたが、そんな権力に屈していては世界は変えられない!たとえ、肌着を上着として着ることがセクハラになったり、R指定がかかるとしても、これは恥ずべき行為ではいのだと言うことを主張せねばならぬのだ!
ついに僕は外に飛び出して活動することにした。まずは手始めに「ファミレス」だ。ファミリーレストラン、ファミリーではなくソロで行く、流石に店員に止められるかと思ったが、すんなり入ることができた。
店員さんが小さい声で「頑張ってください」って言ってたような気がする、彼女もまたレジスタンスの一員なんだろうか。周囲からの凄まじい視線に心折れそうになったが、もう僕は止まらない。途中、バビロン共に踏み込まれる可能性を感じたので、酸辣湯麺をさっさと食べてファミレスを後にした。
ファミレスにファミリーで来ていた人たちに、本当の自由が少しでも伝われば良いなと思う。
さて今度は半熟卵だ。半熟卵を茹でちゃいけないなんてルールは無いはずだ。いや、世間的には、半熟卵を茹でるなんて信じられないかもしれない、しかし!本質的には半熟卵だって茹でて良いはずなのである。
そもそも、半熟卵を茹でることに嫌悪感を感じると言うことが間違っているのだ。卵を茹でる茹でないと言うのは完全なる個人の自由であり、半熟で食べることを強制させることはできないはずなのである!ということで僕は茹でる!
半熟卵をお湯に入れた瞬間、IHヒーターが半熟卵を察知して電源が切れるかもしれない、通報されるかもしれないとソワソワしたがなんとか無事固茹で卵にすることができた。
こうなった僕はもう止められない。流石にこれは僕を産んでくれた両親からも縁を切られる事を覚悟の行動だ。一本で満足させるためのバーにも関わらず、一本じゃ飽き足らず2本目に手を出すという破天荒ぶり。勝新太郎を彷彿とさせる傍若無人さである。
「お前なんか、こんなもんで満足するだろ?」と言われていることになぜ民衆は気がつかないのか。枠やルールというのは、それを越えるためにあるのだ。律儀に守っていることが全てでは無い!自分の心の赴くままに進むのだ、自分に自信をもて!そして立ち上がるのだ!
自分で書いてて不安になって来ました。なんだか外がやけに騒がしい気がします。そろそろ、僕がこのビルの一室で反社会的行為を繰り返しているのが当局に気がつかれてもおかしく無い時間です。
こんなところで捕まるわけにはいきません。僕にはまだやり残したことがたくさんあるのです。ペースをアップさせましょう。とりあえず、一本満足バーを二本食べても満足できなかったので、小腹を満たすためにカップラーメンを食べようと思ったわけですが。
「お召しあがる直前にお入れください」という袋が付いていたので、蓋を開けた瞬間に注いでやりました。どんどん犯罪計数が上がっている気がします。色相チェックをクリアできる気がしません。
往年の名作も僕にかかればこの通りです。あしたのジョーだろうと今日、この瞬間、今見てしまいます。真っ白に燃え尽きる隙すら与えません。
自由を忘れた大人たちよ!刮目せよ!そして、自由や個性という檻に囚われた子どたちよ!今こそ立ち上がる時である。長年僕たちを縛り続けたプッチンプリンも、もはやこのザマである!
プッチンプリンだろうと、プッチンせずに食べてやるぜ!バビロンの連中も、流石にここまではやるまいと思ってたかもしれない、しかしこれで我々レジスタンスの本気ぶりが伝わったっだろう。今日は、皆が恐れていたXデー、全人類が偽りの自由から目を覚ます日なのである!
さあ、プッチンされていないプッチンプリンくらい見たく無い光景だろうが、その目を見開いてしかと見届けよ!さけるチーズだってダイレクトで食っちまうぜ!一切さかずにベビーチーズのようにこうだ!!
素晴らしい写真だとは思わないかね、プロパガンダに使えそうなくらいの写真である。きっと、今日のこの歴史的瞬間に立ち会った、僕の意思を継ぐ多くの同士たちが、僕なき後世に本物の自由を伝えるため、この写真を使用することになるだろう。
これは僕にとっても大きな仕事である。振り返ること十数年。母に手を惹かれてやって来たスーパーのお菓子売り場で、CMによって刷り込まれた洗脳によって”ねるねるねるね”に僕は手を伸ばしていた。
そう、「ねって楽しい」という言葉がリフレインし、自分が自分でなくなっていくあの感覚。まさに魔法のような言葉だった。しかし、そんな血塗られた過去と決別する日が来たのである。
僕はもう練らない!!
メガシャキだって、飲んでもうとうとしちゃうぜ?目なんて覚まさないぜ?なんだったら、睡眠導入剤がわりに使っちゃうんだぜ?そもそも、本当にメガシャキなんて飲んで目が覚めるのか?カフェインとか商品名とかに惑わされていないだろうか?
そもそも日本人は古くから「お茶」とかいうカフェインのバケモノみたいな飲み物を飲み続けて来た民族だぞ!?そんじょそこらのカフェインごときに屈して良いはずがない!メガシャキを飲んだって、眠りたければねれば良いのだ!!
こんなにタブーを犯し続けてしまって、だんだん不安になって来ました。俺たちはレジスタンスだ!と、カッコ良いことを言っても、たかだか一般の人間であることを痛感しています。きっと、1時間経たないうちに当局の連中が会社の事務所に押し寄せてくるでしょう。
あまり不安だったのでお酒を飲むことにしました。しかし、イタチの最後っ屁である。「ほろよいで泥酔だ!」こんなに迷惑なことはないかもしれません、ファミレスで飲みすぎて暴れちゃうくらいの迷惑さでしょう。もう怖いものはありません。世界が自由を手にする日は近いのだ!
当局の連中が押し寄せて来たら、壮絶な割腹自殺を見せつけてやります。
僕の勇気ある行動に心動かされた株式会社PLANの仲間たちが、「俺もその聖戦に参加するぞ!」 と名乗りをあげてくれました。
自由を求める為の戦いに、みんなを巻き込みたくなかったのですが、さすが同じ職場に集う仲間というべきだろうか。自ら範をたれて青年の心意気を示さんとする鬼神を哭かしむる凛烈の行為、彼らと同じ職場に勤めることができ、心から嬉しく思う!!
まさにこれはミヤビにしかできない行為である。全世界に散らばる「加藤」を代表しての行為。感動せざる得ない。そして、一切の恐れを感じない堂々とした佇まい。
加藤くん!この場を借りて君に言いたい!結婚おめでとう、そして僕と同い年に生まれて来てくれてありがとう!僕は君と同じ時代に生きられたことを、心より嬉しく思う!また春の梢に咲いて会おうではないか!
いつもはデブといじられると「そのイジりヒドくない?」と言うあべちゃんだが、今日のあべちゃんは一味違う!なんと自らガリガリ君を手に取り頬張ったではないか!
あべちゃん、今までただのデブだと思っていたが、君はただのデブではない!勇気あるデブだ!訓練されたデブである!!あべちゃんより心がデブな人はきっといないだろう!!モヒカンと共に、伝説の剣”ガリガリ君”を手に戦ったデブとして、後世に語り継がれるであろう!
伝説はここから始まるのだ!
そして、弊社の最年少平社員、アキラもこの戦に参加してくれた。おもむろにBOSSを取り出し飲み始めたのだ。なんの能力もない平社員なのに!BOSSを片手にこの堂々とした飲みっぷり!まるでボスかのような飲み方である。
BOSSを飲み干したアキラは、「勇太さん、僕たちは運命共同体じゃないですか、一人で行っちまうなんてつれないっすよ」と言ってくれた。その目は、なんだか潤んでいる気がした。
鹿児島から出て来て、こんなことになるとは思わなかっただろう。産んでくれた両親にろくに挨拶もできないまま、僕たちは自由のために戦う事になってしまったのだ。しかし、いくら今の世界が腐ってるからと言って、僕たちが生まれた時代を恨んではいけない、この時代に生まれたからこそ、僕たちは出会えたのだから。
そう!俺たちのジハードはこれからだ!