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新元号の決め方知ってる?元号が変わるらしいから予想してみた

新元号 決め方

先日急に元号が変わるとかいう記事やニュースを見かけました。

どういうこと?え、平成が終わっちゃうってことですか!?

平成生まれ平成育ちの僕からしたら昭和生まれの人から「え、Akiraって平成生まれなの!?」って崇められることが無くなり、これから自分たちが同じことを言う羽目になるなんて正直イメージも湧きません。

それはそうと平成の次はどんな元号になるのかな?ってか新元号の決め方ってどうなってるの?

もはや疑問だらけの僕が新元号を予想してみました。

元号が変わります

個人的に今年で1番のビッグニュース。

それは、元号が変わるので平成が終わるというニュース。

天皇陛下の退位日が2019年3月31日に決まったので皇太子さまが2019年4月1日より天皇に即位することになりました。

また、それに際して2019年4月1日より新元号を施行することになりました。

つまり、僕が慣れ親しんだ平成は2019年3月31日で終了になります。

東京オリンピックの時にはもう変わっているんですね。。。

なんか寂しい感じもありますけど、新しい時代の到来ですね。

新元号の決め方

普段さりげなく使っている「平成」という元号ですが、どのようにして決まったか知っていますか?

新しく元号を決める際の流れは

  1. 新元号の考案を有識者に依頼し、*有識者会議で議論する
  2. 内閣官房長官・法制局長官が選定
  3. 国民代表という形で衆参両院の正副議長に案を説明
  4. 閣議で新元号を決定。

という感じ。

なんか難しい感じがしますが、要は何人かの学者が元号の考案を何個か出してその中から選定されて閣議で決める訳ですね。

「平成」という元号が決まる前の最終段階では

  • 平成
  • 修文(しゅうぶん)
  • 成化(せいか)

の3つが候補として上がっていたそうです。

平成は山本達郎(海洋史学者)が、修文は目加田誠(古典中国文学者)、そして成化は宇野精一(国語学者)が考案しました。

「平成」の由来は、『史記』の「内平外成(内平かに外成る)」と『書経』の「地平天成(地平かに天成る)」で内外や天地で平和が達成されるという意味があるそう。

知らなかった。。

ちなみに最終段階の三つの候補から可決する際には「平成」で満場一致したそうです。

その理由としては、候補の中で平成以外の頭文字が昭和と同じ”S”から始まるのが不都合だからとのこと。

アルファベットの頭文字がかぶらないようにすることが暗黙の了解としてあるのでしょう。

「昭和」から「平成」の元号が発表された時の動画がありましたので下記よりどうぞ。

*有識者会議とは、各界(経済界・学界・関連団体・文化人・マスコミなど)を代表する学識経験者や実務経験者などで構成される会議のことです。各界からの様々な観点でトピックについての議論をすることができます。ちなみに原案を出す有識者の選定は内閣総理大臣が決めるそうです。

新元号を決める基準

案を出すといっても適当に考案するわけではもちろんございません。

基本的に新元号を決める際は1979年に制定された元号法に基づいて決められます。

第1項:元号は、政令で定める。

第2項:元号は、皇位の継承があった場合に限り改める(一世一元の制)。

(元号法より)

簡単にいうと、天皇が新しく即位された時にだけ元号が変わるということです。

その前には火事が起きた!とか地震が来た!などでも変えていたみたい…

そしてその元号を決める際には下記の条件があります。

国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること。

漢字2字であること。

書きやすいこと。

読みやすいこと。

これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。

俗用されているものでないこと

『年号の歴史』( 1996 年雄山館発行)より

つまり、今まで使われていない・普段使われていない漢字二文字ということですね。

新元号を予想してみる

正直当たったらすごいと思っています(笑)

文学的知識なんて脳みそのどこを探しても見当たらない無識者の僕ですが早速予想してみるとしよう。

ちなみに今までの元号は全部で247個もあるんですよ!

元号について色々調べていると今まで元号に使われた漢字がたくさん出てきました。(全部で72種類!)

その中で最も多かったのは「永」で29回

2番目に多かったのが「元」「天」で27回

その次が「治」で21回「応」が20回「正」「長」「文」「和」が19回とのこと。

ふむふむ。

これだけ使われるのにはいい意味がもちろん含まれているからであろう!ってことでこれらの漢字が入ることを前提にしていく。

そうしないといつまでたってもこの記事が書き終わらない気がするからだ←

となると、最近使われた「治」・「正」・「和」は可能性が低いとみた。(明・大・昭

そして頭文字のイニシャルが被る漢字は弾くとしよう。

とすると、「天」は選ばれないのではないでしょうか(天は”T”で大正の”T”と被る)。

残ったのは、「永」「元」「応」「文」「長」になりました。

まだまだ絞りきれない。何かヒントはないものか。

あ、生前退位によって元号が変わるのは200年ぶり60回目らしい!

こ、これは入れてくるんじゃないか!?

元号の歴史を見てみると、200年前(1817年)は「文化」から「文政」に元号が変わっていました。(元号一覧

「文政」以降で「文」が使われているのは1861年の「文久」で1回のみでした。これはありえるかも…

これらの頻出漢字が2つとも使われているというよりは、頻出漢字1つと他の漢字1つが組み合わされているパターンがほとんどのようですね。

組み合わせパターンなのか、意外と頻出漢字のみで固めてくるのか。うーん。。。

Akiraの見解

ここまでグダグダ持論を展開してきたが簡単にまとめてみるとこうだ。

  • 「治」・「正」・「和」は最近使われたので可能性が低い
  • 「天」はイニシャルの暗黙ルールによって可能性が低い
  • 「文」は200年前の生前退位の際の元号だったことから可能性あり
  • なんなら200年前の生前退位を意識してくるのではないか?
  • 200年前以降だけで考えると「文」は「文政」も合わせて二回、「永」「応」「元」は一回ずつ使われている。
  • 「長」が400年近く使われていないのでそろそろ使われるのではないか。
  • 頻出漢字+他漢字の組み合わせなのではないか。

予想1:文成(ぶんせい)

前回生前退位が行われた200年前の元号は「文政」ですが、僕の予想は「文成」。

その心として「文」は200年前の元号から採用。

そして生前退位ということは天皇はまだ生きているということで、これまでの功績の敬意を払って「平成」のどちらかを取るのではないかと予想。

暗黙のイニシャルルールによって「平」を一文字目に使えないので「文成」(ぶんせい)で読み方を掛けてみました。

予想2:文長(ぶんちょう)

ここはあえて頻出漢字で固めてみました。

長年使われていない「長」と「文」は先ほどと同じ理由。

「長」には、尊い・辛抱強い・永久などのような意味があるし、「文」には、美しい・道徳文化・礼儀のような意味があります。

これらの意味のような日本を表す、もしくは今後も表していきたいという思いも込めて「文長」(ぶんちょう)にしてみました。

予想3:安成(あんせい)

元号の一覧をみていると「安」という漢字も結構使われていました。

平成は地震だったり火事だったり大きな災害が多かったことから国民の安らぎ・安心・安泰をイメージして「安」を採用します。

そして「成」は先ほどと同じ理由で、「平成」のどちらかが使われるのではないかという予想から採用して「安成」(あんせい)にしてみました。

皆さんは何が新元号になると思いますか?

まぁなんだかんだ予想してきましたけど、当たる気はしないです。

なぜなら、元号を考える人がこの記事をみた時に、「予想されてるやん。Akiraよお頑張ってるやん、でも予想してるからそれは候補から外したろ」ってなるはずです。

だって、元号法6項の「俗用されているものでないこと」に反しますからね。

「平成」の次はどんな元号になるのか?楽しみですね。

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仕事そっちのけで記事を書いた人

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