よく、バラエティ番組などでお尻にコットンを乗せて火をつけるアレ、フラッシュコットンって言うんですが知ってました?
実は私たち株式会社PLANは「PLANのお部屋」というコミュニティ名のもと配信放送を行なっています。普段はリスナーのみんなと飲みながら色んな雑談をして放送してるんですけど、毎回同じ事をしていてもしょうがない!
今日はなんか面白いことやろうぜ!ってことで話に出てきたのがケツにフラッシュコットン。
なんかテレビで芸人とかが罰ゲームでワーワー騒いでるイメージはあるけど実際どうなの?
ってことでケツを爆破したい方必見のフラッシュコットンの作り方と使い方をご紹介!
名前の通り着火するとフラッシュ(パッと光る)するコットン(綿)ですが、フラッシュコットンとはニトロセルロースのことで硝酸繊維素もしくは硝化綿とも言います。
って知ってる風にベラベラ喋ってきましたけど、さすがに使った事なんかないので。
フラッシュコットンってどうやったら作れるんだ?ってことで調べることに。
- 濃硫酸(50ml)
- 濃硝酸(50ml)
- 綿(18g)
- ガラス棒
- 300ml ビーカー(1個)
- 100ml ビーカー(2~3個)
- 水を張った容器・プラスチックのタッパ
※必ず使用する器具には水滴が付いていないことを確認してください。万が一ついていると濃硫酸が飛び散って、大変なことになります。
http://t-nishi.sakura.ne.jp/miniken/nitoroserurosu.htm
1:300mlビーカーに濃硝酸を入れ、濃硫酸をガラス棒で伝わらせながら少量ずつ入れていきます。 ※多量に入れると沸騰したり、発熱する場合があるので、ときどき水を張った容器にビーカーを漬けて冷やしながら混ぜます。 ※濃硝酸の気体をあまり吸わないようにしてください。喉がやられます
2:綿を1、で作った混酸に漬けます。その際はガラス棒でしっかりと沈め、上から100mlビーカーで押さえつけると上手く行きます。そのまま40~50分放置してください。 ※長い時間放置しておくと綿が溶けてくることがあります。
3:綿を取り出し、多量の水でよく洗ってください。 ※しっかり洗えてないと黄ばんだりします
4:良く洗ったら、そのまま2~3日自然乾燥させます。 ※ドライヤーなどを使用すると熱で発熱する可能性があります。
5:保存するときはプラスチックタッパに入れて保存します。 熱や火花で発火することがあるので、プラスチック容器のほうがいいようです。
http://t-nishi.sakura.ne.jp/miniken/nitoroserurosu.htm
ってな感じでフラッシュコットンが意外と作れるのは分かったけど知っておかなければならない事があります。
まず、フラッシュコットンは加熱・直射日光・衝撃により発火する可能性があります。
しかも、消防法危険物第5類、自己反応性物質危険等級1級です。
つまり、一歩間違えると危険な爆発物です。
いやいや、ダメだわこれ。
さすがにこれ自分たちでは作るのは良くないしそもそも出来ないだろ!
って事でフラッシュコットンを自分たちで作るのを断念した我々は、どこかでフラッシュコットンを購入できるかどうかを調べることに。
実際に調べてみるとアマゾンなどでも簡単に購入することが可能そうです。
現在の価格はコチラ |
でも自分たちは何時間かあとに始まる配信に間に合わせたいのでネットでの購入はしている暇がありません。
フラッシュコットンといえば、手品のイメージがどうしても強いので手品グッズを取り扱っていそうなお店を探してみました。
ということで我々は新宿の東急ハンズに行くことに。
7Fにあるバラエティ&ホビー・クラフトパーソナルスタイルのフロアに行くと、
手品コーナーにしっかりありました。
少し高く感じるけど、そんなもんでしょう。爆発物ですから(笑)
他にも調べてみるとドン・キホーテにも販売されているとのことなので意外と手に入りやすいですね。
他にも例えばヨドバシカメラとかも手品グッズは売ってるみたいです。
確かに電気屋さんとかだとおもちゃが販売されているのでもしかしたら見つかるかも?
さて、実際に東急ハンズで購入してきた「プロ用スーパーフラッシュコットン」を開封していきたいと思います。
袋を開けてみるとこのように、手袋・取扱説明書・少量の乾コットン保存用封筒が入っていました。
販売されているフラッシュコットンは乾燥しないように濡れた状態で保存されています。
このように綿が入っている袋は二重になっていて、弱酸性の水で湿らされています。
なので手袋が同包されているんですね。
乾燥させる際は写真のように新聞紙を使うと便利です。上から押さえつけたりなどして水気を取っていきます。
ちなみにメーカーに問い合わせてみると、一概には言えないけれど新聞に包んで1日乾かすのが目安との事でした。
でも我々には1日も待っている猶予はないので、一刻も早く乾燥させるために写真のように結構ほぐしてから乾かしてみました。
すると、大体6時間くらいでしっかり乾かす事ができました。
とは言っても乾燥は完了したけど、どれくらいの分量でどれくらい燃えるのか分からないので試しにフラッシュさせてみました。
ボッ!って音と共に一瞬で消えました。
フラッシュコットンは燃やしても灰が出ないのが特徴ですね。
上の図のように火の強さを見る際はトレイなどを用意しましょう。また着火の際は、チャッカマンを使用することをオススメします。もちろん室内の場合は火事対策のためにバケツに水を入れておくのも重要です。
使用するにはもちろん乾燥させる必要があるのですが、毎回乾燥させるのが面倒臭いからといって一度に大量の綿を乾燥させるのは大変危険です。
使用する分だけを乾燥させて、残ってしまった場合は水に濡らして二重の袋にしっかり保管してください。
また、少しでも早く乾かしたいからといって、直射日光の当たる場所や30度以上の場所での乾燥は危険ですのでやめてください。ドライヤーなどで乾かすのも危険です。
当たり前ですが、近くでタバコなど火気を近づけないようにしましょう。乾燥しているフラッシュコットンは一種の爆発物です。
乾燥した綿はすごく風に舞いやすいので気をつけましょう。いつのまにか綿が落ちていていつの間にか発火してた!なんてことになり兼ねません。
とりあえずフラッシュコットンについて学んだところで、早速フラッシュコットンでケツコットンしちゃおう!ってことで配信スタートです。
今回の「PLANのお部屋」のパーソナリティーは私Akiraとモヒカン谷口勇太。男二人でケツコットンです(笑)
とは言ってもいざやりましょう!ってなると正直怖い。
とりあえず、リスナーの皆さんにフラッシュコットンがどれくらいの威力なのかという事を実際にフラッシュさせながら一通り説明したところで、そろそろどっちがやるか決める事に。
よし、ゲームをして負けた方が食らおう。
…負けました←
もうやるしかありません。僕の可愛いお尻を全世界に公開する時が来たようです。
そしてそんな時に途中参加ということで急遽ぽん太郎も参加!
最初はもっと多目のコットンでやれ!とか、早くやれ!とか言っていたリスナーもいざやります!となると心配してくれる始末(笑)
僕どうしちゃったんでしょうか(笑)
谷口勇太にケツを突き出してこの笑顔です。
あぁ…早くください。いつくるんですか!
フラッシュ!!
ボッ!って音とともに火を噴く僕のお尻。
自分の顔を見るのが恥ずかしいくらいなんとも言えない表情をしてしまっています。
いやこれあちぃよ!!(驚) |
終わった後は、熱かったけどなんとも言えない爽快感がありました。
コットンが燃えた部分だけちょっと汗をかいているくらいで特に火傷のようにヒリヒリした感じもありません。
これは俺だけ体感するのは勿体無いなって正直思いました。
そんな時に味方になってくれるのがリスナーの皆さんですよね。
リスナー:「ぽん太郎もやれや。」
途中から参加したのにも関わらずリスナーに煽られてなぜかケツコットンする羽目になったぽん太郎(笑)
来ない方が良かったとか思っていたのかもしれませんが、どうせやるならAkiraよりも多めの量でやるわ!と意気込んでいたので早速準備してもらいましょう。
こちらは放送中のキャプチャではなく、iPhoneで撮影してますので、あまりに高画質すぎて見えてはいけないものが見えかねません。故に万全を期してモザイク処理をしていますが、見えているわけではないのでご安心を。
え、え、大丈夫?服とか大丈夫!? |
えー怖い怖い怖い怖い!! |
フラッシュ!!
あ゛あっっっっっっっつーーーー!!!! |
もう100点のリアクションをするぽん太郎氏www
リスナーの皆さんも大興奮・大爆笑です(笑)
どうだった!? |
熱いよ!!!!! |
あ、なにその俺だけ蚊帳の外みたいな。 |
みんなだけ体験してるなんてずるい。みたいな嫉妬した顔で見てくるので体験させてあげましょう。
もはや最初にゲームした意味が全くわからないですがまぁいいでしょう。
いやでも、今までと同じようにフラッシュをしてもしょうがないので…そうですね、お腹でいきましょう。
その名もハラコットン(笑)
恐怖からなのか、谷口勇太が喋りすぎなので早速チャッカマンをハラに持っていきます。
え嘘だろー?っぁ、あ、ぁ。 |
フラッシュ!!
っうわぁっつ!!あっつ!怖ぁっつ!! |
もはやファイヤーが見えるのが怖いようです(笑)
終わった後もずーーーーっと喋り続ける谷口勇太。
こちらはみんなの汚いお尻がないので動画をどうぞ。
ケツコットンやハラコットンは、面白い事や試したい事をどんどん試したくなる我々の自発的な意思によって行ったものであり、安全を考慮した上で行いました。
仮にケツを爆破する場合は、フラッシュコットンの取り扱い方に十分に気をつけて楽しみましょう。
今まで読んできてみて少しでもこう思わなかっただろうか。
普段から女子が化粧なりなんなりに使っている「普通のコットン」ではダメなのか。
綿は綿だし、意外といけるんじゃないの?って思った方はこちらをご覧ください。
うん、分かりますか?ジリジリしてますね?
フラッシュコットンはニトロのおかげで一瞬で火が出て無くなるのに比べて、ノーマルコットンは火は出るけどその後地味に残るんですよね。
絶対に、あちちちち!!ってなるでしょうね。
もうこうなってくるとやらないわけにもいかないのがPLANメンバーの性ですよ。
被験者を決めるゲームで負けたのはこの男(笑)
ぉい…マジこえぇよ… |
フラッシュ!!
・・・・・・ッ!!!! |
ぁぁあっつー!!!!熱いよー!!!熱いよ(泣) |
フラッシュコットンの比じゃねぇよ!!(怒) そこに火種があるのわかるもん! すぐ払わなきゃって思ったもん!(泣) |
wwwwwwwwwwwww |
wwwwwwwwwwwww |
ノーマルはあかん!! |
なんとなく熱いだろうなって予想はしていたけどプロ根性ですね。
手で払いたいところを、手が使えないからお尻振ってましたもん(爆笑)
フラッシュコットンでケツを爆破しよう!なんてアイデアが浮かんだときは、あぁいいね!それやろう!みたいなノリで始めてみたものの、調べれば調べるほど分かったことはフラッシュコットンでケツコットンをすると普通に熱いということ。
そして、ノーマルコットンはあかんということ。
お尻にコットンが乗った時のあのなんとも言えない恐怖、実際に着火した後のあの熱の伝わり方、綿のあった部分だけなぜか汗が出てしまう感覚は、ケツコットンをした者にしか分かり得ない感覚だと思いますね。
なんだろう、やり終えた後の壁を越えたこの感じは←
でも、火傷とか傷跡のようなものは一切残っていないです。
フラッシュコットンの扱い方と分量さえちゃんと守れば宴会とか罰ゲームとかにはもってこい!って感じかな!
では最後に我々から放送中に出た名言を。
「フラッシュは瞬間的に熱い、ノーマルは継続的に熱い」