日本の国技とも言われている相撲。
ブヨブヨした見た目によらず全身筋肉で覆われた巨体同士がぶつかって白黒をつけるアレです。
「相撲=お年寄りが好きなスポーツ」ってイメージもあってか、嫌いとかじゃなくて全く相撲に興味が湧かないんですよね。
相撲が大好きなファンに相撲の何が面白いのか教えて欲しい。
でも周りに相撲が好きな人がいないんですよね。
相撲は国技なんだって教えられてきたけど、国技がこれから日本を背負う我々に人気なくていいのか?
てか国技ってそもそも何?相撲でいいの?
って事でなんで相撲が若年層に不人気なのか、そもそも国技って何なのかを書いていきます。
勘違いしないで欲しいのですが、相撲自体に人気がないという訳ではありませんからね。
直前でチケットを取ることはほぼ無理なくらい満員御礼らしいし、外国人からの相撲人気はすごいもんです。
というのも、アメリカにいる時に何回も「相撲は面白いのか?本当にいるのか」などのような類の質問を何回も受けました。
が、いかんせん僕は相撲に1回も興味を持ったことがないので、「おじいちゃんおばあちゃんは好きでよく観てるよ」と答えるくらいしか出来ませんでした(笑)
なぜ若者に相撲が人気ないのかですが、理由はいろいろあると思います。
スポーツといえばサッカーや野球が人気な事、師弟関係とかいう慣習の古さを嫌う人が多くなった事、世界を目指す競技が多い中で相撲はオリンピック競技じゃない等々・・・
色々な意見や理由はありますが、相撲が若者に人気じゃない理由は大体今から言う2つの理由じゃないかなと思います。
当たり前ですが、私たちは日本人なので日本人を応援しますよね。
日本人が世界に出て行くとなれば尚更。
サッカーで言えば本田圭佑、野球であればイチロー、テニスであれば錦織圭のようにですね。
ところが相撲界はどうでしょうか。
朝青龍、白鵬、日馬富士、曙・・・日本語がペラペラなので騙されそうになりますが(←笑)、相撲と聞いてパッと名前が浮かぶ力士はみんな外国人なんですよね。
朝青龍も強かったのは知っていますが、白鵬が横綱になってからは日本人力士が弱すぎるのか、千秋楽には優勝がもう決まってるって時もありましたよ。
今は稀勢の里という日本人横綱がやっと誕生しているそうですが、貴乃花や若乃花以降は日本人の横綱が10年以上いなかったんだとか。
実際、貴乃花や若乃花が横綱の頃は相撲人気がすごかったそうです。
追っかけする人もいたそうですし、カリスマ的存在で大人気だったそうです。
ぼくが無知だっただけかもしれませんが、日本人横綱が誕生してたことすら僕は知らなかった(苦笑)
稀勢の里が朝青龍や白鵬みたいに勝ちまくればまた人気が出るのではないでしょうか。
そして相撲が行われる時間帯にも若者が興味を持てない理由があると思います。
相撲って16時〜18時の時間帯に行われるんですよね。
この時間帯で、実際に相撲を見に行ったりテレビ中継を見たり出来る人は限られていますよね。
それこそ、相撲が大好きなお年寄りや旅行に来ている外国人は限られた人。
一般的な会社勤めの人であれば基本的に相撲を見るのは不可能じゃないですか。
つまり、興味を持つ持たない以前に、相撲に触れる機会さえないんですよね。
16時〜18時の間なんてがっつり動いてる時間ですからね(笑)
これじゃあ、相撲は若者に人気出ないよと。
じゃぁ相撲を若者(相撲を知らない人達)に興味を持ってもらうにはどうしたらいいんだろうかと。
こんなことを言うと相撲ファンに怒られるかもしれないが、僕は相撲が人気になろうがならまいが結構どうでもいいです(笑)
けどアメリカに行った時に自国の伝統競技について答えられなかった経験もあるし、相撲について知っててもいいかなと。
とりあえず、相撲をゴールデンタイムに放送するのはアリですよね。
出来るならば生中継の方がそりゃいいかもしれないですけど、別に録画でもいいと思います。
少なからず、今よりは相撲に触れる機会が増えると思うんですけどね。
他は、子供達が相撲やりたい!って思えるような環境作りとかですかね。
一番は、日本人のカリスマ力士が出てくることでしょうか。
カリスマなのかどうかは知りませんが、稀勢の里は日本人の横綱ですから相撲界からしたら良いニュースですよね。
子供に「あの力士を目指したい!」って思わせるようなそんな力士が現れたら下の世代から注目されるとは思います。
相撲をオリンピック競技にするとかもアリかもしれません。
グローバル化の昨今で、相撲をやっていれば世界に出れると思う子供がいてもおかしくないですよね。
僕は子供の頃から「日本の国技は相撲だ」と教えられてきました。
当時は、自分が興味がないだけだと、深く考えずにそうなのかと受け入れてきましたが、結局三十路手前になってもいまだに興味が湧きません。
こんなに若年層に人気のない競技が国技とか日本頭おかしい。ブラジルとか絶対国技サッカーだろ。
と思って調べて見ると・・・
ブラジルの国技はカポエイラでした(笑)
口をポカーンと開けたまま調べていくと、国技は法令に定められているものとそうでないものがあるんだそうです。
法令に定められている競技で、「あ、そのイメージある」って思ってしっくり来たのは、カナダのアイスホッケーくらい(笑)
スリランカはバレーボール、バングラデシュがカバディ、韓国がテコンドーなど僕が知ってる競技はこれくらいで他はアルゼンチンのパトとかウルグアイのクリオーリョ式馬術とか聞いたこともない競技ばかりでした。
国技を法令で定めているのとそうでない国があるのか・・・あれ?日本は?ってなりますよね。
結論を先に言うと、日本は国技を法令で定めていないそうです。
ですが、国技の様々な見方として、
などがあるそうです。
それが日本では相撲なんだとか(他にも剣道や柔道も)
歴史とか伝統とかを言われると、古墳時代からあると言われる相撲は納得ですね。
法令で定められていないものは他にも、
アメリカの野球、イギリスのサッカー、ニュージーランドやウェールズのラグビー、中国の卓球などなど!
この感覚でいけば、日本も野球を入れていいんじゃないかと思うけど・・・国技ってよりは国民的スポーツってだけかな(笑)
ブラジルに関してはサッカーを国技として定めていないみたいです。
まぁ今のところは・・・
しゃーなし日本の国技は相撲ってことにしておくか!