こんにちは。一週間のハワイ旅行から帰ってきた半田です。常夏の楽園でさぞ楽しんだかと思いきや、40度を超える熱が出たおかげで、ある意味とんでもないハワイ旅行となりました。
というわけで、自分自身とっても助けられた、ハワイ(オワフ島)で高熱が出てもすぐに駆け込める、しかも日本語もバッチリ通じる病院を紹介しておきます。
さっそくですが、とりあえず僕が実際に利用したワイキキで朝早くから夜遅くまでやってて日本語も通じる病院の一つを紹介しておきましょう。それがこの「ドクターズオンコール」というところです。
場所はシェラトン・ワイキキ。車寄せ入口を少し入ったところの階段をすぐ降りたところにあります。英語ができなくても、「どくたーずおんこーる!」って言えばすぐに場所教えてくれます。
ちなみにこのシェラトン・ワイキキ内の医院は、「ストラウブ・クリニック&ホスピタル」という総合病院の分院となっており、分院の中でもメインオフィスとなっています。
メインオフィスであれば、ワイキキ内に限り無料の送迎サービスがあり電話をすれば迎えに来てくれるだけでなく、帰りにはホテルまで送ってくれます。一応詳しい情報を載せておきますね。
◆DOCTORS ON CALL(ドクターズ・オン・コール)
・メインオフィス
シェラトン・ワイキキ内
住所:2255 Kalakaua Ave. シェラトン・ワイキキ マノア・ウィング
TEL:808-971-6000
日本語対応:808–923-9966
診察時間:7:00~23:00
ご紹介の通り、朝7時から夜23時まで診察を受け付けています。しかも受付に日本人スタッフがいるだけでなく診察時も随時に日本人のスタッフが通訳をしてくれるのでとても安心です。
念のためシェラトン・ワイキキ内にある「ドクターズ・オン・コール」の行き方について写真を交えて紹介しておきます。まず迷うことなく行けるとは思いますが参考までにどうぞ。
写真の中でリムジンが止まっているところらへんまで行きます。
するとこんな感じで車の手配なんかをしてくれる人たちがいるところがあります。それをそのまま少し入っていきます。
下りの階段が見えてきます。階段は途中で二股に分かれているので左に降りてください。
これが「ドクターズ・オン・コール」入口です。入って左を向けば正面に受付があります。すぐにわかりますよ!
その時にもらった「ドクターズ・オン・コール」のしおりも載せておきますね!
こんな感じでばっちり日本語で書かれているので、英語がまるで苦手という方でも安心ですね。
あらためまして、なんで常夏の楽園ハワイから帰ってきてこんな記事を書いてるのかと言いますと、冒頭でもお話した通り、ぼくが現地で40度を超える激しい高熱に襲われ悪寒でブルブルになりながら「ドクターズ・オン・コール」を利用したからなんですね。
ってなわけで実際に利用してみた時の流れや感想、注意点なんかについてまとめておきます。
40度を超える熱に苦しむ僕は、冒頭で紹介した「ドクターズ・オン・コール」に行くことを決意。朦朧とする意識の中、ホテルからタクシーに乗り込みシェラトン・ワイキキを目指します。(この時点で無料送迎があるなどの情報を知らない)
到着後場所はすぐに分かったので早速中へ、日本人の受付スタッフはすでに対応中だったため、見た目完全外人の金髪美人のおねーちゃんが対応。単語のみの日本語で必死に書類を書くように説明してくれます。
しかし、、
「パスポートミセテクダサイ」
終わった。。
あろうことかぼくは財布しか持ってきておらずパスポートを持ってきていません。後で持ってくるとなんとか食い下がりましたが、横から対応中だった日本人スタッフから薬の処方などでどうしても必要だから持ってきてくれと言われてしまいます。
僕は泣く泣くホテルに戻ることを決意。今考えれば海外では当然のことなのかもしれませんが、いかんせん初めて、なおかつ意識が朦朧としており頭が働いてませんでした。。
パスポートは必ず持っていきましょう!
ちなみに、最初にパスポートを持ってきてほしいのくだりの際、海外保険についても用意してくるように言われました。この病院では海外保険サービスに入っていればキャッシュレス、つまりこの場でお金を払わずに治療を受けることが可能と言うわけです。
ぼくとしては一刻も早く診察を受け、薬が欲しかったので
「こちとら実費で払えるくらいもっとるわい!」
とわめき散らしたかったが、そんな元気もなかったのでパスポートを取りに帰った際にその手続きもしました。海外保険がサービスとして付帯するクレジットカードをお持ちの方はカード会社に連絡して手続きをしましょう。
ぼくは結局海外保険を使ってキャッシュレスで済んだのですが、もしも実費だったらいくらかかるのでしょうか。
実際にかかったわけではないので分からないのですが、僕が実費でも良いと言った時に言われたのは、初診料が200ドル前後(ごめんなさい本当に朦朧としていてあまり覚えていませんが202ドルと言われた記憶があります)。
これに加えて診察や検査にかかる費用、さらに薬代などが加算され初診料にプラスで数百ドルはかかる可能性があると言われました。当然ですが日本の保険診療に比べると圧倒的に高いですね。
さて、無事にパスポートも取りに帰り、海外保険の手続きも終え、大量の書類(本当にかなりの量)に記入し診察待ち。あの時は本当にしんどかったので、正確には分かりませんが、それなりに人がいて20分は待った感覚。そしてようやく名前を呼ばれます。
看護師さんと思わしき外国人の方に連れられて中へ。かなり広いスペースとなっており日本とはまた違った雰囲気の中、診察室へ向かう途中で体重を計ります。予想よりもはるかに痩せてる。。
そして個室へ通されるとそこへ日本人スタッフの方が!(見た目も完全に日本人)なんでしょうこの安心感。看護師の方が色々と質問してくるのですが、それをその場で鮮やかに通訳してくれるではありませんか。
一通り質問を終えると体温と血圧を測るとのこと。血圧は日本と同じ道具。体温計はおでこと耳の後ろをピッとされるだけの日本ではあまり見かけないタイプのものでした。それが終わると先生が来るので待つように言われます。
白衣を着ているわけでもなくふつーの服を着てクロックスを履いている見た目完全に外人のおじいちゃん先生が登場。もちろん先ほどの日本人スタッフも一緒なのでそこは安心。
問診をした後に胸の音を聞かれたりノドの奥を見られたりします。インフルエンザの可能性があるけど検査するか?と言われたのでそこはもちろん承諾し検査をすることに。
15分くらいで結果が出ると言われ、日本より長めだなーと思いながら待つこと15分。
うん、来ない。
全然来ない。
忘れられているのかというレベルで来ない。座ってるのも強烈にしんどいので横になって待つ。
30分近く待ってようやく来た。「インフルエンザの結果は陰性だよ」とのこと。でも100%じゃないからタミフルいるか?と聞かれる。
インフル検査も陰性だし過去の扁桃腺炎の経験から、抗生物質で劇的に熱が下がるのを知っているので抗生物質が欲しい、高熱が辛すぎるから解熱剤と合わせて処方してくれと進言。
すると、「分かった。抗生物質と解熱剤を処方する。ついでにそんなに熱下げたいならステロイドの注射もしたらどうだ」と言われたので、経験はないが快諾。すぐにその場でしてもらうことに。
少し待つと注射器を持った看護師さん登場。注射をすると言ってもどこに打たれるのかも分からないので、どこにするの?と聞くと、なんとケツを指さす看護師。
マジかよwww
と思ったものの腰の近くの部分を指差すので少し安心。ただこんなところに注射をされたこともないのでどの程度痛いか想像もつかない。
怖い。
「ダイジョブー?」と言われながら注射されるも全く痛くありませんでした。
その場で15分くらい横になっていてと言われて休んでいると10分くらいで再び部屋に看護師さん登場し、薬を渡され説明を受けそのまま終了となりました。全部で2時間くらいはかかったかな。
その時もらった薬がコレ。
日本語も書かれてるのに容器が全然違うもんだから海外感満載www
この見た目だけで効き目が2倍くらいありそう。
で、その後どうなったのっていうと、注射も薬も劇的に聞いて翌日にはコレ
無事その日のサンセットクルージングに参加も出来たし、ちゃんと飛行機で帰ってこれたし、良かった良かった。
マジで40度の時は、「この状態じゃ飛行機なんか乗れない!日本に帰れない!」って本気で思いましたからね。
そもそもなんでこんなことになったのか。ぼくは40度の熱で苦しみながら頭の中でそのことばかりを考えていました。ここはハワイです。なぜこんな思いをしなくてはならなかったのか。
扁桃腺炎は熱が下がっても無理をするとすぐにまた熱が上がるので病院に行った時点でもう僕のハワイ旅行は実質終わりです。あまりにも悔しいのでちょっと振り返ってみました。
みなさんは「天使の海」って知ってますか?ハワイではサンドバーと言われているもので、干潮時に海の真ん中に砂浜(サンゴの細かい砂)が浮かび上がりそこを歩けるという有名絶景スポットです。
僕が宿泊したワイキキからだと車で45分ほどのところにあるので、その日はツアーに参加し早朝にバスへ乗車。しかし、、
バス寒すぎぃぃぃ!!!
なんなのかと笑
同じツアーに参加した日本人同士もみんなガクブルですよwww
え?バスのエアコンの通風口をふさげばいいじゃんって?
壊れてて穴が塞がんねぇんだよぉぉぉぉ!!!!
まさかこんな真昼間から外のツアーで寒い思いをするなんて思ってもいなかったので長袖もホテルに置いてきてます。しょうがないのでバスタオルをかけて体育座りでそのまま耐えました。
そしてなんとか天使の海へ。そこには僕の期待した超絶美しい光景が!?
うーん、どんより曇り空です。。いや確かにキレイですよ!美しい海、バックにはジュラシックパークの舞台となったクアロア・ランチにそびえる山々。日本では見ることができない景色です。
ちなみにぼくが期待してたのはこんな感じ↓↓↓↓↓
そして僕が今回僕が撮った写真がコチラ↓↓↓↓↓
ね、これじゃない感、少し伝わりました?www
そんなこんなでサンドバーに降りるために海に入るわけですが、
寒いぃぃぃ!!!
案内人のねぇちゃんは「日本の海は暖かすぎ!これくらいじゃないと気持よくない!」と言ってはいましたが、太陽が出てないのもあってなかなかの寒さなんですよ。。
もうここまで来てシュノーケリングしないのももったいないので、やりますよそりゃあ!すっごいキレイですよ!お魚さんもキレイですよ!でもね。。
さむいのよぉぉぉ!!!
終了後は船上でガクブルになりながら軽食をほおばり港に帰ってきました。さてこれからホテルへ帰ります。。え?またあのバスすか。。
えぇ、同じバスですよ。ご丁寧に運転手さんまで一緒ですよ。当然壊れてますよエアコンの通風口。そりゃすぐには直りませんよ。直す気もないでしょうよ。
しかも行きに冷風から身を守るために使ったタオルは海に入った体を拭くために濡れてますよ。冷風にさらされること45分。無事ホテルに到着しました。
長々とすいません。ある意味かなり印象的だったので熱くなってしまいました。で結局その日はなんだかんだで終わったんですが、問題は次の日に起こります。
午前中に観光を終え、午後ビーチへと向かうということで昼職を食べていると、僕の背中辺りを嫌な寒気が襲います。ちなみにぼくとっても扁桃腺が腫れやすい体質でして、その予兆には大変敏感です。
「あ、これ、くる」
これを感じた時は5割以上は38度以上、3割くらいの確率で39度くらいの熱が出ます。しかしここはハワイ、そんなこと僕は認めたくもありません。というわけでそのまま午後は海に2時間以上浸かり、夕方ニコ生配信して、夜に酒を飲み。はい終了。
ホテルに帰ったらまずこの有様。
ここはハワイです。抗生物質も持ってきていません。このまま寝てなんとか明日熱が下がっているという奇跡を期待しました。
しかし翌日、というか深夜、いやもうよく覚えてません笑
完全に終了しました。。
もう思考回路もロクに働きません。息が苦しい。節々が痛い。その日一日寝ていれば少しは楽になるかも。そうしたら少しは動けるかも。。そんな淡い期待もむなしく、夜になっても熱は少しも下がりませんでした。
この状況を打開するには抗生物質しかありません。ようやくぼくは決意するわけです。
「よし、病院に行こう」
こんな感じで僕にとって初のハワイ旅行はある意味で非常にインパクトの強いものとなったわけですが、結局のところぼくがこうなった最大の理由は年齢、無理をしすぎてしまったということだと思っています。
まずとてつもなく飛行機が苦手なぼくは、羽田夜発の飛行機にも関わらず一睡も出来ていませんでした。にも関わらず到着日もせわしなく活動し、翌日の天使の海もロクに睡眠をとらず早朝から行動開始です。
そこであの極寒状態ですからそりゃ免疫力も低下するでしょう。次回からはもっと余裕のあるスケジュールにしてハワイを満喫したいなーなんて思ってる次第であります。
あとは上着ね。どんな状況でも、常夏のハワイであろうと長袖の上着はカバンにしのばせておいて損はない。これ間違いないです。
と言うわけで皆さんこれだけ言わせてください。
「健康第一!!!」